ELLEGARDENの配信アコースティックライブを見て

雑記

皆さん、こんにちは。
ブログ作っておいて、MacbookPro16インチのレビューするとか言っておいて、放置してごめんなさい。

本当は書きたい記事はたくさんあるんです。
上にも書いたレビューもそうですし、
最近マイブームのカメラもそうですし、
めっちゃ真剣に作ってみたMADについてもそうですし、
最近読んでめっちゃ面白かった本もそうなんですが…………

それよりも昨日、YOUTUBEで配信されたELLEGARDENのアコースティックライブ見て、なんかすごい色んなことが思い起こされて、思わず他のことすっぽかしてこの記事を書いています。

「僕らの世代」みたいな言い方はあんまり好きじゃないですが、それでも2000年代中盤から高校、大学と進んでいったような世代のごく一部の人にはものすごく刺さるものがあった(現在も刺さっている人多数ですけど)バンドじゃないかなと思います。
僕もそんな人達のうちの一人です。

初めて聞いたのがいつかは覚えていないですが、高校の時の自転車通学でサンタクロースや風の日を爆音で聞きながら、チャリンコをセカセカとこいでいたのが多分一番古い記憶だと思います。
当時はiPhoneなんてもんもiPodもなかったからauのWINっていうパケットフリーの携帯に音楽を入れて聞いていたわけなんですが、如何せん記憶容量が今よりも少なくて、かなり他のデータを削っても15〜20曲くらいしか入れられないんですよね。

だから携帯に入れて持ち歩く曲っていうのは選りすぐられた選抜メンバーだったわけです。
その選抜メンバーにはいつもELLEGARDENが入っていました。

その後、大学生、社会人となり趣味、嗜好、性格まで多分変わっていっていると思いますが、その節々でELLEGARDENの音楽は僕の人生で大きな意味を持つものになっています。

例えばMAKE A WISH。
大学では割と出会いと別れが多くある環境に身を置いてあったこともあり、この曲の歌詞はそういう瞬間に聞いてものすごく刺さっていました。

Sunday is over
We are all going home
(休日が終わり、俺達は家路につく)
No reason to stay here
But no one has made a move
(もうここに残る意味なんてないのに、誰も帰ろうとしない)
We know that for sure
Nothing lasts forever
But we have too many things gone too fast
(永遠に続くモノなんてないとわかっているけど、あまりに多くのものが早く過ぎ去ってしまうんだ)

Aメロからこんなエモい歌詞で、多感なあの時期ではイチコロでした。
ひたすら夜道を歩いているときとか終電に乗って帰っているときとか。
今となっては、なんというか自分の道を進んでいる途中のような感じなので「休日」という言葉や「誰も帰ろうとしない」という部分で共感はできなくなってしまいましたが、それでも出会いと別れのような場面ではまた聞きそうですね。

その反面、今でも時々聞くのは虹です。

気休めぐらいになればいいよ
道に迷って引き返して時間だけ過ぎていくけど

積み重ねた思い出とか音を立てて崩れたって
僕らはまた今日を記憶に変えていける

薄い氷を割らないように下を向いて歩く僕は
簡単に虹を見落とした
迷わずに進む道もあった
どこにでもいける自由を失うほうがもっと怖かった

積み重ねた思い出とか音を立てて崩れたって
僕らはまた今日を記憶に変えていける
間違いとかすれ違いが僕らを切り離したって
僕らはまた今日を記憶に変えていける

立ち止まって見上げた空に今年初の星が流れる
何となくこれでいいと思った

積み重ねた思い出とか音を立てて崩れたって
僕らはまた今日を記憶に変えていける
間違いとかすれ違いが僕らを切り離したって
僕らはまた今日を記憶に変えていける

人生経験を積むほど思い出や関係性が崩れていくときも少なからずあって、でもそれを思い出や記憶に変えていかなければならないこともあります。
目の前のことに追われて余裕もなくなって一人潰されそうになることもあります。
そんなときにこの曲を聞くと、ものすごく前を向かせてくれます。

このように今も凄まじい影響を与えられているELLEGARDENですが、
突然の活動休止

10年待ちに待った活動再開

一回ライブは行っている
感極まりすぎてライブで初めて泣く。

でも足りない

YOUTUBEでアコースティックライブ配信←今ここ!!(一回これやってみたかった笑)

118604788 189031392603401 4861884973287201580 n
なんか昨日の配信はものすごく胸に刺さったんですよ。

最近は昔のことを思い出すことも昔撮った写真を見返すこともほとんどなくて、今のこの環境は自分が選んだ道だからとせっせと仕事に追われて、ただただ一人で頑張っているような感覚だったんですが、なんか唐突に昔のことがフラッシュバックされて。

ELLEGARDENをカラオケで熱唱して、河川敷(といっても住宅地の中にあるアスファルトで固められた歩道)に川の字で寝そべって夜空見てたことや、バイト終わりに終電で遊びに行ったこと、しょーもない会話で朝まで話してたことなど、他愛もないことだったんですが、乾いた心にすごく染み入るというか、歳を重ねて自然となくなっていったようなものを振り返る機会をもらえたというか。

やっぱり歳を重ねると守らないといけない体裁や請け負わないといけない責任など、見る人が見たら取るに足らないようなことでも、知らない間にがんじがらめになってしまいがちだと思いますし、多かれ少なかれ誰でもそうだと思います。

でも楽しいことをただ楽しめた時期があったし、今でもその人達と繋がっているし、なんか今はそれでいいやと真に心から思えた配信でした。

アーカイブは残さないと言っていたので、あの映像をまたフルで見ることはできなさそうですが、ツアーが再開されたらぜひ参戦したいものです。

なんか2記事目でレイアウトもへったくれもない記事になってしまいましたが、こういうこともするブログです。どうぞこれからも宜しくお願いします。

IMG 9316