初めに
いよいよ発売が目前に迫ったPS5。
転売ヤー対策の抽選が激戦すぎることも話題となっていますが、皆さんは購入予定がありますか?
僕はこれまで6社で抽選申し込みをして来ましたが、5社で見事に落選。
残すは11月6日当選発表のイオンのみとなっていますが……これも望みは薄い…。
どうなるかはわかりませんが・・・・本題に入りましょう!!(笑)
今回のPS5、様々な新機能がありますが、その中でもPS5でPS4のゲームができる「下位互換機能」も話題です。「PS5発売!」と言っても、PS5の機能に完全対応したローンチタイトルは数本しかありません。そのためPS4版ゲームを持っていればインターネット経由でPS5版にアップグレードしてくれることを発表している会社も多くあります。
なのでPS4作品もまだまだ現役としてし遊べますし、なんといってもPS4は歴代PSの中でも名作が揃っている世代なので、この名作たちをしないのはもったいない!!
ということで、今回は僕が今までやったPS4ゲーム76作品から15作品選んで紹介したいと思います。今回はランキングではなく、あくまで「15本選んだもの」です。
どれも僕が胸を張っておすすめできるものなので、PS4を持っていたりPS5を買う予定の人は是非遊んでみてください。
では、いきましょ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
【十三機兵防衛圏/2019年発売/ヴァニラウェア/ドラマチックアドベンチャーゲーム】
3つの時代で13人の主人公の物語がそれぞれ描かれる本作ですが、なんと言ってもそのストーリーとその描かれ方が秀逸!ストーリーテリングという面ではダントツ1位だと思います。
例えば、とある主人公のストーリーはSF、またある主人公のストーリーはミステリー、またとある主人公のストーリーは昭和バンカラもの、記憶喪失もの、ラブストーリー、コメディなど、時代も背景もジャンルも違うストーリーが13個あります。
これを一つのゲームとしてまとめるだけでも大変だと思いますが、すごいのはここから!ただでさえまとめることが難しそうなこの13個のストーリーをどの順番でどれくらい進めていくかということがプレイヤーに任されているのです。
なので完全にランダムで展開されて行くと言っても過言ではないのに、13個のストーリーが破綻せず1つの壮大な物語に集約されていく様が本当に見事でした。
ジャンルとしてはアドベンチャーゲームなので基本的に会話を楽しむゲームですが、防衛戦を行う際に展開されるストラテジーゲームもシンプルそうに見えて結構奥深いです。
「グラフィック性能も優れているPS4で、その性能を特に活かしていないアドベンチャーゲームとストラテジーゲームする意味ある?」って思う人もいるかも知れませんが、騙されたと思ってやってみてください(笑)きっと止まらなくなりますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=Q5e5txN2VL4
【FINAL FANTASY VII REMAKE/2020年発売/SQUARE ENIX/RPG】
今度は逆にPS4の性能をゴリゴリに活かしたゲームです(笑)
ストーリーはもう色々な所で語られているのであえて書きませんが、ゲーム史に燦然と輝く名作RPGの完全フルリメイク作品です。
原作でターン制だったバトルは、ターン制と昨今の流行でもあるアクションバトルが合わさったものになり爽快感が増し、映像も3Dポリゴンからフル3DCGの美麗グラフィックに生まれ変わりました。
肝心のストーリーは原作がかなりの長編だった為、リメイクでは分作となり、今作はそのPART1ですが、ただの焼き直しにはせず、原作では序盤に登場しないセフィロスが意味深に序盤に出たり、PART2からはオリジナル展開があるのではないかと匂わせるようなセリフや演出があったりと、新規プレイヤーはもちろん、古参のプレイヤーたちにも驚きと興奮をもたらしてくれる作品となっています。
要は誰もが満足できる形でリメイクされたということです!
そして何よりティファやエアリス、キリエ、ジェシーと女性キャラがそれぞれ可愛すぎる!ちょっとあざとさすら感じますが、男性プレイヤーにはこれくらいがキュンキュンするんじゃないかと(笑)
また、今作は超絶良いところで終わってしまいますが、「次回作を待ちながら考察を深める」というシリーズ物を楽しむ醍醐味が現在進行形で体験できるので、あなたもこのお祭りに参加してみませんか?
https://www.youtube.com/watch?v=FbYxZMGdXUc
【グラビティデイズシリーズ/2012年、2017年発売/SCE/重力アクション・アドベンチャーオープンワールド】
シリーズと言っても第1作目の「GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動」と第2作目の「GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択」しかありません。
本作の特徴はなんといってもキャッチコピーの「空に落ちる」が表しているように重力操作をしての、縦横無尽な移動。地面が天井に、天井が地面になるような新感覚で、1作目から人気を博していました。
また、バンドデシネのような世界観の中で動き回る主人公キトゥンが可愛くて、ずっと操作したくなること間違いなしです。2作目からは世界がオープンワールドになり、フィールドは数倍に広がりました。重力操作も1よりもバリエーションが増え、やりごたえが増えました。2は完結編でもあり、1で張られた伏線の怒涛の回収もあるのでこちらもやめどころがわからなくなるくらい進めてしまいたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=9Gedn1Hljlg
【RED DEAD REDEMPTION2/2018年発売/Rockstar Games/アクション・アドベンチャーゲームオープンワールド】
言わずと知れたゲーム、グランド・セフト・オートシリーズを手掛けているRockstarが開発をした今作。Rockstarと言えば、ゲームの販売数でギネスに載ったり、オンラインゲーム部門でも大成功を収めていたりと、現状世界一と言っても過言ではないゲーム会社です。その会社が潤沢な資金をもとに世界トップクラスの制作環境と人材、時間を費やして作った本作。
1898年、無法者たちがのさばっていた開拓時代が終わり始め、法律を以って執行官たちが秩序を広げ始めたアメリカ西部が舞台で、主人公である無法者のアーサーを通して、ギャング同士の抗争や賞金首として追われる生活、ひいては一味解散の危機を描いていきます。
このゲームはなんといってもグラフィックの綺麗さと作り込みがぐんを抜いています。
発売から2年が経ちますが、今の所今作がPS4で一番キレイなグラフィックだと思います。しかもオープンワールド。
ここまで作り込まれた世界なのでどんどんストーリーを進めて楽しむのも良いんですが、本当に「ロール・プレイ」しながらプレイすることもできます。朝起きて、コーヒーを持って仲間に挨拶をする。馬具が傷んできたから買い物がてら修理を頼み、待ち時間の間にバーで1杯引っ掛ける。馬に乗って広大な草原を走るだけでも目が奪われるような美しさですし、銃撃戦になれば手に汗握る緊張感があります。
このように本当の1日をゲームで体験することができるので、ずっとその世界に浸っていたいと思わされます。
なのでせかせかどんどん進めて行く人よりは、ゆったり自分のペースでいろんなことをしていたい人向けのゲームかも知れません。
https://www.youtube.com/watch?v=JDbg_nzxTuY
【NieR:Automata/2017年発売/SQUARE ENIX/アクションRPG】
突如飛来した謎の機械生命体に襲来された地球を舞台に、月に逃げた人間の代わりに機械生命体との代理戦争をさせられるアンドロイドが主人公の今作。
ドラッグオンドラグーンシリーズや前作NieR:Replicantなど、一癖も二癖もあるストーリー展開が持ち味のヨコオタロウがプロデューサーを務める今作。しかも今回はアクションゲームに定評があるプラチナゲームとタッグを組んでの開発だった為、アクションも爽快で大変やりがいがあります(もちろんアクションが苦手な人にも対応策あり)。
またヨコオタロウ作品といえばストーリー。今までは傍から見ればわけのわからんバッドエンディングが多かったのですが、今回は癖は健在でありつつも比較的わかりやすいストーリーになっており、続きが気になるクリフハンガーも上手い。今となっては大人気の石川由依と花江夏樹がそれぞれ主人公の声優を務めているので、没入感もお墨付きです。そしてなによりこの主人公二人2Bと9Sのキャラクター性が素晴らしい。アンドロイドだから無機質なのに、人間性を獲得していく過程で葛藤する様も見ていて胸を打たれます。
このような王道とはかけ離れた作品性がファンを虜にしており、僕もその一人。このシリーズに関しては小説や舞台、コンサートなどにまで手を出しています(笑) 「ハマる人はものすごくハマる」というやつです!
そこのありきたりなゲームに飽きてしまった人!「え!?そんな展開あり!?」という気持ちをシェアしてみませんか?笑
https://www.youtube.com/watch?v=TULqXSuOqrg
【Marvel’s Spider-Man/2018年発売/インソムニアックゲームズ/オープンワールドアクション・アドベンチャー】
説明不要のスパイダーマンが主人公の今作。
MJやマイルズ、メイおばさんから、ドクター・オクトパスやキングピンなどのお馴染みのキャラクターまで勢揃いですが、ストーリーはゲームオリジナルなので、見ていて新鮮です。
そして映画を見た人なら誰もが体験したいと思ったであろうスパイダーウェブを使ってニューヨークマンハッタンの摩天楼を縦横無尽に飛び回るアレ、今作でできます(笑)
オープンワールドってマップが広大が故に移動が大変で、テレポート機能を使って移動する事が多いんですが、今作はその移動が爽快すぎてテレポート機能を使いたくなくなるんですよ!遠くてもウェブスウィングを使ってビルとビルの間やビルの上を飛び回って行きたくなります。戦闘が爽快とか、NYが忠実に再現されているとか他にも良い点はたくさんありますが、とにかくこのウェブスウィングを体験してみてください。それだけでも十分やる価値があります!
PS5のローンチタイトルにこれのマイルズ・モラレスのストーリー版が発売されるのでぜひともやってみたいものです。
https://www.youtube.com/watch?v=wzkIqsn0ZrE
【HORIZON ZERO DAWN/2017年発売/ゲリラゲームズ/オープンワールドアクションRPG】
何と言っても、僕が人生で初めてトロフィー獲得率100%を達成したゲーム(笑)
オープンワールド、ビジュアル、UI、戦闘など、システム的に目新しいものはそんなに無いんですが、全てが高水準でまとめられています。
また原始時代のような生活様式なのに、草原に闊歩するのは動物ではなく、恐竜や動物を模した機械生命体。冒険を続けると見えてくる荒廃した高層ビル群など、世界の謎を解き明かしていく世界観も引き込まれていく大きな要因です。
主人公アーロイの幼少時代が、絶妙にブサイクすぎてこのまま自分がアーロイとしてゲームを続けられるか不安になりますが、大人になればかっこいい女性になるのでご安心ください。
その後発売された大型DLCも評価が高く、2021年には続編のHORIZON FORBIDDEN WESTが発売予定で、大ヒット間違い無しの神ゲーになるはずなので、その前におさえておきましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=mqnvyUQRWYg
【Ghost Of Tsushima/2020年発売/サッカーパンチプロダクション/オープンワールド時代劇アクション・アドベンチャー】
何と言っても、僕が人生で2回目のトロフィー獲得率100%を達成したゲーム(笑)・・・・・・大丈夫ですよ、同じ文を読んでいるわけではありません(笑)
1274年の元寇、文永の役を描く本作。まず言いたいのはこれを作ったのがアメリカのゲーム会社だということです。
よく映画で日本が描かれるシーンがあると、「え?香港じゃないのこれ?」「は?どここれ」っていう描写がよくありますよね。アベンジャーズエンドゲームのような最新大バジェット映画でもそれがあり所詮そのレベルの認識だなと落胆することがあるんですが、このゲームではそれがまっっっっっっっったくない!!アメリカの会社が作ったとは思えない再現ぶり。
しかもそれは「忠実な日本」というよりも「理想の日本」なんです。
日本人でも抱く、理想の日本の風景、活劇、思想がそのまま表現されているんです。さらに白黒でざらついた映像モードもありますが、それを黒澤組に許可を取り、「黒澤モード」と名付ける徹底ぶり。もうここだけで、全日本人ユーザーにはしていただきたい理由になります笑
また、主人公の武士として誉れを胸に正々堂々一騎打ちをしていきたい思いと、元寇との圧倒的戦力差からそうはしていられず盗人のごとく背後から斬りかからないといけない現実との間で葛藤する流れが、そのままゲームのシステムとリンクしているのも素晴らしかったです。
現在、某海外有名レビューサイトで、ユーザー満足度がPS4最高得点を叩き出している本作。僕も太鼓判を押しておすすめできる一作です。
https://www.youtube.com/watch?v=XWpVhkwVkpE
【Life Is Strange/2015年発売/DONTNOD Entertainment/アドベンチャーゲーム】
人生は選択の連続。その選択肢が運命を決める。でももしその選択肢を選び直せたら・・・。
というキャッチコピーにあるように、結果を見て選択肢を選び直せるのが本作最大の特徴です。
「じゃぁ悪い結果になれば選び直せばいいわけだから結局全部いい選択肢を選べるってことで…それっておもしろいの?」って思う人がいるかも知れませんが、そこらへんもここはうまくできています。それは選択の結果がすぐわかるものと後にわかるものとで分けられているんです。特に大事な選択肢になればなるほどその辺が強調されてきます。
また、大きな目的は行方不明になっている主人公クロエの親友レイチェルを探すということであり、その過程でクロエは周囲の人とふれあい、ぶつかり、悩み、苦しみ、葛藤しながら、進んでいきます。プレイ時間はそんなに長くありませんが、様々なレビューでストーリーとこの時間巻き戻しシステムの親和性が大絶賛されている今作なので、短く濃密な時間を体験できること間違いなしです。
インディーゲームながらその人気から、続編が作られているのでそちらも超絶オススメです。
https://www.youtube.com/watch?v=RBAVQmbNbBs
【Days Gone/2019年/Bend Studio/オープンワールドサバイバルアクション】
PS4のゾンビゲームは数あれど、僕は今作を推したいです!Dying Lightとも迷ったんですが、僅差でこっちに。
今作はゾンビゲームと言っても、バイオハザードのようなびっくりおどろおどろしい系というよりはウォーキング・デッドのような「やっぱり一番怖いのはゾンビよりも人間よね」系のゾンビゲーです。
特徴としては「バイク」と「大群」。序盤は物資が少なくバイクもすぐにガス欠になるので、窮屈な印象は否めないでですが、中盤から物資が充実しだしてきてからのやれることの広がり具合が半端ないです。
バイクや武器の改造やゾンビの駆逐などやりこみ要素も豊富に用意されていますし、今作ではゾンビが数十数百という大群で襲ってくるシーンがいくつかあるので、それはやっていても圧巻です。ゲームでこの大量のゾンビを描写できるようになったのかと感心しました!
ウォーキングデッドのようなゾンビ系が好きなら是非やってほしい一作ですね!
https://www.youtube.com/watch?v=2Ij5XEndstA
【Detroit:Become Human/2018年発売/クアンティックドリームズ/オープンシナリオアドベンチャー】
没入感が半端ない!!!!
人間を模したアンドロイドが浸透し、過酷な労働から人類が開放された近未来。父子家庭の家政婦として働くカーラ(アンドロイド)、有名芸術家の助手として働くマーカス(アンドロイド)、特別捜査官として働くコナー(アンドロイド)、この3体のアンドロイドを通して、人間と同等に考えられるアンドロイドは最早人間ではないのか?人権はあるのか?堕落している人類の意義とは?という哲学的な内容を問うてきます。
本作の特徴して、選んだ選択肢によってストーリーと結末ががどんどん変化していく「マルチエンディング」を採用している点があげられます。
それも本当に多岐にわたる選択肢が用意されており、これが没入感に繋がっています。例えば他のゲームなら何人、人を殺してもなんとも思わないときもありますが、今作ではチョコ一つ万引する選択肢を選ぶのにものすごく躊躇してしまいます。
このように深い没入感で描かれるストーリーが本当に半端ない(語彙力)。
なんというか現人類がどれだけ悩んでも答えが出ない議題について、制作陣が本気で考えてくれた答えを圧巻のエンディングとともに提示してくれるんです。
映画さながらのストーリーを楽しみたいという人には是非やってほしい一作です。
https://www.youtube.com/watch?v=3BzfJwyjkWw
【DEATH STRANDING/2019年発売/コジマプロダクション】
原因不明のデス・ストランディング現象で社会基盤が崩壊し、都市間や人々が分断された世界を舞台に、運び屋サムポーターブリッジズを操作していく。
まず今作をゲーム配信で見るのと、実際にプレイするのとでは全く印象が異なるはずです。傍から見るだけなら荷物を背負って運んでいるだけのゲームですが、プレイする人にとっては全く違います。
地味に運んでいるだけに思えますが、プレイヤーは目的地までどのルートを通るのか、運んでいる途中でも段差はないか、急勾配は避けよう、ここに梯子を掛けてショートカットしよう、体のバランスが崩れそうだから右寄りに歩こうなど、ひたすら考えながら運んでいるのです。ここが醍醐味で一番やりがいがある点なのにこれが配信では伝わらないんです。
また、道中設置した梯子や移動器具などはオンラインで共有され、まだ見ぬ何処かのプレイヤーの手助けになるので、他人を思いやりながらプレイしている自分に気がつくはずです。
そして偶然ではありますが、現実世界もコロナ禍で分断されている部分があります。こういうご時世だからこそ、人と人との繋がりを真に感じられる今作を今プレイすることにはとても意義があると思います。荷物を運んできてくれる宅急便の業者さんに感謝したことありますか?このゲームをしたあとには宅配業者さんに差し入れをあげたくなるくらいやしい気持ちになれること必至です。
https://www.youtube.com/watch?v=S3bpqlDEl6A
総括
っということで12作品紹介してきました。
まぁよくある紹介動画やレビューと大差ないラインアップになってしまいましたが、どれも本当に面白くて日々の生活を豊かにしてくれた作品なので、どれも自信をもっておすすめできます。もしPS4やPS5を持っていたら、やってみてください。